それについては後ほど。

あにめとか日々のゆるゆるめも。

さよなら渓谷

さよなら渓谷 (新潮文庫)

さよなら渓谷 (新潮文庫)

やましげがblogで読んでるのを見てマネして買った本。やっと読了。サクサク読めた


我が子を殺した母親の事件から始まる。
それが軸になるのかと思いきや、隣家の夫婦へと主題が移り…重い過去が紐解かれる。
許されない重い罪を背負いながら、一緒にいて不幸であること。
幸せになりそうだったから離れる。
尾崎の犯した罪は決して許せないけど、もういいんじゃないかな。
傍から見たらひどく奇妙な関係の二人でも 幸せになってもいいんじゃないかな
のうのうと他人事のように生きてる藤本にはムカつくけど。
幸せの定義は充分苦しんだ二人の中で決めればいい。
出会いは残酷なものだったけど、必ず探し出して二人が再会出来ればいいと願わずにいられない。


ちょっと真面目な感想。この作家の他の作品チェックする(`・ω・´)